北九州古民家再生

古材の魅力
現在、再生中の１００年程前の古民家がいよいよ大詰め迎えもうすぐ完工ですが、補強とデザインで組み込んだ古材のケヤキを古色で、仕上げました。今更ながら古材のケヤキの仕上がった際の何とも言えない色気のある木目と存在感には圧倒されます。当社では古民家再生の場合、傷んでいる部分の交換や補強の為に、たくさんの古材をストックしております。その中でもポイントとして多く使っているのが北陸産のケヤキです。九州のケヤキと比べると目の積み方が全く違い寒い地方の少しずつ成長してきた積んだ木目には感動さえ覚えます。最近はどこも古民家再生を売りにしているメーカーや、業者も多いのですが古材のストックも全く持ってないことが多いようです。新材にオイルステイン、ビニールクロスに新建材のフローリングこれで果たして古民家再生と言えるのかはなはだ疑問です。私が考える古民家再生の場合の業者選定の基準はまず、実績、伝統工法に豊富な経験と実績のある職人を自社で抱えているか、自社で移築の際、仮棟上げができる広い敷地と自社に切り込み場を持っているか、古材のストックは十分持っているか、が一つの選考基準になると思います。北九州地区で古民家の再生やリフォームをお考えの皆様、移築、現地再生、古材を使った新築等、２００件の実績を誇る当社のホームページをご覧いただきご検討の一社に加えて頂けることを祈ってやみません。最後までお読み頂き有難うございます。古民家蘇生工房、代表、柳本隆彦